☆☆ 前泊宣言 ☆☆
私は、寝るのが下手です。特に、乗り物の中では、ほとんど眠れません。
今回の七倉岳山行は、初日がいきなり標高差１４００ｍの急登ということ
もあり、登山口の七倉山荘に、１人で前泊することにしました。結果は、
「前泊してよかった！」 初日の七倉尾根は、あえぎながらも何とか登れ
ましたが、２日めの朝、船窪小屋出発時に気分が悪くなり、北葛岳までは、
「もうダメ〜〜」状態でした。もし夜行で出発していたら、本当に倒れて
歩けなくなっていたでしょう。今まで私がとった休暇の中で、一番有益な
使い道だったような気がします。「私も夜行が苦手」という方、来年の
夏山では、一緒に前泊しましょう。休暇がとれないなら、その分、年間の
休暇があと３日減っても構いません。お金がなかったら、他の趣味に
かけるお金を節約します。本当に、同じ登るなら、できるだけベスト
コンディションで参加できるように、お金と時間を使いたいと思いました。
・・・なんて、もう中高年になった証拠でしょうか？
☆ ☆ ☆
今回の山行は、偶然ですが、３人とも既婚者という、珍しいメンバー構成
でした。 新婚のＫさんは、休憩中にも携帯電話から、ｉ（愛）モードで
メールを発信。しかも５分後に返信が来るという、ラブラブぶり。
それを見て刺激されたのか、Ｍさんも休憩中に、携帯電話で途中報告。
皆さんアツアツで、何ともほほえましい光景でした。ちなみにAYAKOの
ＰＨＳは、信濃大町駅まで終始圏外だったため、下山後の大町温泉で、
公衆電話から下山報告をしました。
（2002年10月）