涸沢は、私の大好きな場所です。
ほとんどの登山者にとって、涸沢は穂高に登るための通過点に過ぎないのでしょうが、私にとってはここがゴール。
あの涸沢ヒュッテのテラスで、周囲の山を眺めながらおでんを食べるのが、至福の時です。
この夏、１０年ぶりに涸沢まで行ってきました。 横尾から涸沢までの３時間は何とか雨に降られずに登ることができましたが、 涸沢ヒュッテでおでんを注文している間に急に雨が降ってきて、 山を眺めながら　ではなく、雨を眺めながらのおでんとなりました。 上の方は真っ白で、ザイテングラートも見ることができませんでした。 それでも、10年ぶりのおでんに到達できて、満足しています。 今回は２日間ともお天気が不安定で、最初の上高地から横尾⇔涸沢往復の間、 ずっと雨具を着たり脱いだりの連続でした。 昨年10月の手術後、山は復活したのですが、ついでに雨女も復活してしまったようです。

そして最後は、上高地の嘉門次小屋の岩魚の塩焼き！と思って楽しみにしていたら、 私が注文する直前に岩魚の在庫がなくなってしまい、「１時間待ちです」
上高地のバスの出発時刻が迫っていたので、あえなくざるそばに変更（涙）
今年10月の徳本峠の帰りにリベンジ！します。

「山より団子」の２日間でした。

（2014年8月7-8日）