寝台特急 カシオペア


北海道行きの寝台特急、北斗星・カシオペア・トワイライトエクスプレスが、2016年3月の北海道新幹線・新函館開業までに全部廃止される(・・・らしい)という記事を見て、これは行くしかない!と、1回しか乗ったことがないカシオペアに乗ってきました。 羽田から飛行機で新千歳空港へ。そのままJRで札幌駅へ移動し、16:12 札幌発 → 9:25 上野着 という「鉄」な旅です。 今回利用したのは超人気の1号車の展望車両ではなく、2号車のカシオペアスイート。 2階建てのメゾネットタイプで、1階がベッドルーム・2階がソファ・トイレ・シャワールームという構造。 車掌さんがドアを開けると、2階のソファに座っている人は見えるが、1階のベッドで寝ている人は見えないという、なかなか考えた設計です。 ベッドは(恐らく)展望車両と同じくらい幅が広いため、ゆっくり手足を伸ばして、車両の音と振動を味わいながら眠ることができます。 途中の大沼公園付近では、月の光に照らされて白く輝く駒ヶ岳も見ることができました。 半世紀近く前、父に連れられて上野駅に「東京最後の蒸気機関車」を見に行ったのと同じ、日本の鉄道の歴史の分岐点かもしれません。

(2014年4月12-13日乗車)























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